下半身を鍛えると同時に、全身運動にもなるウォーキングは、血流をアップし「冷え」をとるという意味で、女性の妊娠力を高めるにも最適です。
休日にパートナーと一緒に行なえば、良いコミュニケーションタイムにもなるでしょう。
体質改善のためには、1回に30分以上、できれば週4日以上を目標に行なうと効果的なので、普段の通勤の中で1~2駅手前で降りて歩くなど、工
夫してみてください。
ただし、ただ歩けばいいというわけではありません。
しっかり効果を上げるには、やり方のポイントがあります。
「女性編」でもご紹介しましたが、歩く際には、下記のやり方のポイントに留意しながらやってみましょう。
通勤時にこれを全部守るのは難しいかもしれませんが、その際は、せめて靴だけでも履き替えて、足の動きとスピードを意識しながらやってみてください。
●まず、かかとをしっかり地面につけ、イラストのように、親指の付け根に向けて体重を移動させて踏み抜いていきます。
この時、ふくらはぎを中心に、足の後ろ側にちゃんと力がかかっていることを意識しましょう。
ここの筋肉を働かせることで、足先に下がった血液やリンパ液を再び心臓方面に戻し、むくみを解消、下半身の血行を良くします。
●腕はバランスよく大きめに前後に振りながら歩きましょう。ただし、腰はなるべく左右に振れないようにし、腰の中心からまっすぐ足が出て行くよう意識します。普通に歩くよりは、やや大またになる感じです。
●ウォーキングの際、手に物を持ったり、犬の散歩をしたりしながらは、バランスが崩れるのでやめましょう。
●靴選びも大切です。間違えやすいのは、ウォーキングが目的なのに、ランニングやジョギング向けに開発されたシューズを選んでしまうこと。ランニングシューズは、クッション性が強すぎるため、ウォーキングをする際に履くとかえって足が疲れやすくなってしまうので避けてください。
ウォーキングシューズを選ぶポイントは、
①足の指先がシューズ内のどこにも触れない(靴の中で足の指を全部開けるかが目安)
②ひも、またはマジックベルトで締められる(かかとをしっかりつけ、きつめに締める)
③かかとにしっかりフィットする(靴擦れを防ぐため)
④「軽量ソフト」すぎない(正しい歩き方をしたとき疲れにくい)、この4つです。
●自分の足の形にぴったり合った靴を選ぶのはなかなか難しいもの。窮屈な靴は絶対に駄目です。ワンサイズ上の靴を選んで、厚手の靴下を履いたり、中敷を入れてたりなど、微調整してみてください。
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