冷え性改善にもおススメ週3回のウォーキング

女性編

子宮環境を良くするエクササイズ&ウォーキング

●冷え性改善にもおススメ週3回のウォーキング

「妊娠しやすい体づくり」のために、是非取り入れてほしいのがウォーキングの習慣です。「足の裏は第二の心臓」とも言われるように、ここを刺激することで全身の血液の巡りが良くなり、冷え性を改善していく手助けとなります。
加えて、正しいウォーキング法をマスターすると、からだのゆがみの調整作用があることも、「なかなか妊娠できない」と悩んでいる方には、お勧めしたいポイントです。

妊娠しにくい、あるいは婦人科系のトラブルを抱えているという女性の中には、骨盤のゆがみが原因で下半身の血行が阻害され、子宮や卵巣の環境が悪化しているケースが少なくありません。子宮や卵巣の血行を良くし、栄養をたっぷり送り込むことができれば、質の良い卵子をつくり、受精卵が着床しやすいふかふかベッドを準備することができます。

座ったときに足を組んだり、長時間に及ぶパソコンの作業中に猫背になったり、ヒールの高い靴を履いたり、片方の肩ばかりにバッグを掛けたりなど、私たちは生活の中で、無意識に体にゆがみを生じる行為をとっています。

運動やストレッチなどの習慣を持っていれば、それによってゆがみを修正していけますが、そうした時間を持たない人は、ゆがみを引きずり、体の不調を招くことになりかねません。

そこで、靴さえ履けば思い立ったときにすぐできるウォーキングを、是非「妊娠力」の向上のために取り入れてみてください。
冷え性改善、ゆがみ解消を目指すなら、週3回以上、1回につき最低20分以上60分以内を目安に取り組んでみましょう。
ただし、夏場は熱中症対策をしっかりして、給水や休憩を挟むなど適宜時間を調節するようにしてくださいね。

ちなみに、ウォーキングは妊娠中の子宮環境を良くして安産体質をつくったり、産後の骨盤調整をしたりする際にも効果の高い健康法と言えます。

ただし、ただ歩けばいいというわけではありません。しっかり効果を上げるには、やり方のポイントがあります。歩く際には、下記のやり方のポイントを守りながら、楽しんで実践するようにしましょう。

正しいウォーキング法のポイント

まず、かかとをしっかり地面につけ、イラストのように、親指の付け根に向けて体重を移動させて踏み抜いていきます。
この時、ふくらはぎを中心に、足の後ろ側にちゃんと力がかかっていることを意識しましょう。
ここの筋肉を働かせることで、足先に下がった血液やリンパ液を再び心臓方面に戻し、むくみを解消、下半身の血行を良くします。


腕はバランスよく大きめに前後に振りながら歩きましょう。ただし、腰はなるべく左右に振れないようにし、腰の中心からまっすぐ足が出て行くよう意識します。普通に歩くよりは、やや大またになる感じです。


ウォーキングの際、手に物を持ったり、犬の散歩をしたりしながらは、バランスが崩れるのでやめましょう。


靴選びも大切です。間違えやすいのは、ウォーキングが目的なのに、ランニングやジョギング向けに開発されたシューズを選んでしまうこと。ランニングシューズは、クッション性が強すぎるため、ウォーキングをする際に履くとかえって足が疲れやすくなってしまうので避けてください。


ウォーキングシューズを選ぶポイントは、
足の指先がシューズ内のどこにも触れない(靴の中で足の指を全部開けるかが目安)
ひも、またはマジックベルトで締められる(かかとをしっかりつけ、きつめに締める)
かかとにしっかりフィットする(靴擦れを防ぐため)
「軽量ソフト」すぎない(正しい歩き方をしたとき疲れにくい)、この4つです。


自分の足の形にぴったり合った靴を選ぶのはなかなか難しいもの。窮屈な靴は絶対に駄目です。ワンサイズ上の靴を選んで、厚手の靴下を履いたり、中敷を入れてたりなど、微調整してみてください。


先生の豆知識コラム

川上智史

北里大学院医療系研究科医学
専攻博士過程修了医学博士

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